あおぞら保育園 「社会福祉法人 こばと会」 多摩市

絵本の紹介
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今回は昔話の中から「かにむかし」のお話を紹介します。

「むかしむかし、かにが しおくみをしようとおもうて、はまべへ出たところが、
すなの うえに、どこから どうして きたもんだか、
ひとつぶの かきのたねが おちておった。
かには かきがだいすきであるから、「こらあ ええもんが あった。
いっちょ うちの にわに まいてみよう」と、おもうて、
それを ひろうて もどった。

かには そのたねを うちのにわのすみにまいておいてから、
まいにちまいにちせっせと みずを かけたり こやしを やったりしては
「はよう 芽を出せかきのたね、出さんと、はさみで、ほじりだすぞ」・・・と、
お話は続きます。猿とカニの言葉のやり取りや、
カニに栗、蜂、はぜぼう、臼が仲間になり 
猿のばんばという猿の家にあだうちに行くところ・・・
昔話なので少し言葉遣いが難しい所もありますが、
何度も読むうちにいろいろな発見ができて楽しむことのできる絵本です。
(対象年齢 年長さん)

今年度の年長さんは子どもたちが相談して「かにむかし」の劇をすることを決め、
保護者の皆さんの前で発表しました。話の内容や、
セリフは子どもたちがわかりやすいようにしてありましたが、
みんな長いセリフをしっかり覚え、堂々と演技を見せてくれました。

11月号
 今回は主に乳児向けの本を紹介します。
子どもは1歳半〜2歳位になると絵本に興味を持ち始め、
大人に読んでもらったり、自分でお気に入りの絵本を棚から出してページを自分でめくり、
お気に入りのページを見て、楽しむ姿が見られるようになってきます。
 この本は「だるまさんが」だるまさんの」「だるまさんと」の3部のシリーズです。
ページを開くと「だ・る・ま・さ・ん・が」「どてっ」や「ぷっ」など、
だるまさんが絵本の中で動いています。
まるで、本当に動いているみたいに!
子どもたちは、だるまさんの動きに合わせて体を動かしたり、
同じ言葉の繰り返し(リズム)を覚えて一緒に言葉に出して楽しんでいます。
 また、この絵本の言葉には「だるまさんが」の「が」、「だるまさんの」の「の」、
「だるまさんと」の「と」、のように「助詞」使われています。
幼児になると、おしゃべりが上手になります。
単語と単語を繋ぐ「助詞」の使い方も、自然に覚えることができる絵本です。
 絵本は普段一人で見たり、乳児は大人の膝で見たりしていますが、
3,4歳になると、クラスのお集まりで、大型絵本をみんなで見て楽しむこともあります。
絵だけではなく、だるまさんの動きや、言葉の意味、響きに気づき、
次のだるまさんを想像して楽しむ姿も見られ、
「だるまさんが・・・」と大人が読んだだけで、
次のページの楽しい世界を知っている子供たちは、ワクワク!!
お話が終わると「面白かったね!」「もう一回読んで!」と
子供たちからのリクエストの多い絵本です。

かがくい ひろし/作
ブロンズ新社
9月号
 子どもは家や保育園の周りや公園などで、小さな生き物を見つける天才です!
子どもたちは、見つけた生き物をそばにいる大人や友達に
「見つけた!こんなのいたよ!」と満面の笑みで教えてくれます。
 この本は、生き物を紹介する入門艦で幼児4,5歳向けです。
生き物の生態や、おもしろい実験も載っています。
カエル、カメ、ザリガニ、メダカ・・・トカゲ、モグラ、ハト・・・身近にいる生き物が
「えっ!そうだったのか〜」と、ビックリするような発見もあるかもしれませんね!
子どもだけではなく、大人も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

7月号
2歳児クラスの子どもたちに人気のある絵本の1つです。
乳児では、絵本を見る時は、大人の膝の上に子どもが座り、一対一で絵本を見ます。
この絵本は、身近な野菜やくだものが行進したり水の中を泳いだり・・・。
同じ言葉の繰り返しをすぐに覚え、
絵本を見ながら大人と一緒に言葉のリズムを楽しんでいます。


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